諸井清二(漂流おじさん)の今現在は
諸井清二さんは、なんとその後沖縄でコーヒー農家になっています。
恐らく裁判で和解し和解金を得たことと、心機一転やり直したいという気持ちがあったのではないでしょうか。
そして沖縄は、奥さんの千恵子さんの故郷でもあるのです。
沖縄に土地を購入し、当初は大阪と沖縄を往復しながら、コーヒー農家として一歩を踏み出しました。
当初はなんと独学でコーヒーの木の栽培をやられていたそうです。
初めの数年は台風など自然災害に悩まされ、思うように木が育たなかったとか。
ですが2005~2006年あたりから少量ながらもコーヒー豆が収穫できるようになり、出荷できるようになったようです。
この豆は当時、ホテル「ザ・ブセナテラス」のコーヒーとして出荷されていました。
有名なリゾートホテルで、美しい名護湾のビーチに面しています。
諸井清二のコーヒー農園の場所は?
沖縄県名護市の隣、東村(沖縄県国頭郡東村)というところに、広大な土地のコーヒー農園があります。
はじめは1,200坪ほどでしたが、今では4,000坪にまで増えています。
今では沖縄に暮らし、完全にコーヒー農家になっていました。
生産量は多くないようで、個人への販売などはしていないようですが、近隣には他にもコーヒーを栽培している農家があります。
沖縄はコーヒー栽培の北限らしいので、珍しいコーヒーに間違いないでしょう!
農場内にカフェを併設し、その場で入りたてのコーヒーが飲めるところもあるようなので、
コーヒーを飲むために沖縄へ旅行、というのもステキではないでしょうか!?
自分からアブないところへ出かけまくる人もいますけどね!
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まとめ
- 諸井清二(もろい せいじ)さんは大阪府茨木市に住み現在78歳
- 21歳で関西汽船に就職し、航海士としてキャリアを積む
- 関西国際空港開港記念の「環太平洋ヨットレース」を知り参加を決意。ヨット・酒呑童子号を購入する
- 1994年2月11日、レースのスタート地点・ロサンゼルスに向けて兵庫・西宮港を出港
- 3月8日、大型低気圧による大しけに巻き込まれヨットが破損、操舵不能で漂流状態に
- 遭難92日目の6月7日、伊豆諸島八丈島沖において、ジャマイカ船籍の貨物船、ヴィエンナ・ウッド号によって救助される
- 1997年、船の製造会社と販売会社を相手に1,860万円で訴訟を起こし、後に800万円で和解する
- その後、千恵子さんの故郷でもある沖縄でコーヒー農家として歩み始める
- 沖縄県国頭郡東村に1,200坪もの農地を購入し、コーヒー栽培をする
すごい経験だと思いますが、経験したいとは思いませんね…。
いや、誰もこんな辛いことを乗り越えたい!という人はいないでしょう…。
家族の大切さや絆を思い知らされる出来事でした。