かつて90年代の音楽シーンで爆発的なヒットを飛ばしたm.c.A・T(エムシーエーティー)が、
「あるある議事堂SP スクープで人生を狂わせられてたまるか!芸能人vs週刊誌の記者」に出演します。
20~40代の方なら、90年代当時のヒットを思い出し「ボンバヘッ!」と口ずさめる方も多いのでは?
今回はm.c.A・Tにスポットを当てます。
m.c.A・Tとは
m.c.A・Tは1961年生まれの55歳、北海道札幌市出身です。
北海道札幌月寒高校、北海道教育大学旭川校を卒業し、実際に小学校、中学校、高校などの教員免許を持っています。
本名は「富樫 明生」(とがし あきお)さんで、この名義で当初はデビューしました。
m.c.A・Tのラップはボンバヘッド一発屋?
1989年に富樫明生として「Let's ABC」でデビューし、その後少し間をおいてリリースしたのが、
1993年に「m.c.A・T」としてリリースした「Bomb A Head! 」(ボンバヘッド!)です。
でもプロデュースは富樫明生となっています。
m.c.A・Tの名前の由来は、m.cが"music conductor"=指揮者、A・Tが"Akio Togashi"という意味です。
つまり「富樫明生が指揮をするグループ」という意味で、参加するすべてのアーティストを包括した名前とのことでした。
m.c.A・Tは富樫さん一人ではないんですね。む、難しい…!
出典:YouTube
Bomb A Head!は日本語ラップ(=J RAP)として大きくヒットし、15万枚を超える売り上げを記録しました。
しかしm.c.A・Tこの一発だけでは終わっていません。
炭酸飲料のファンタのCMに起用された「SUPER HAPPY」もヒットしました。
「超ハッピ~スーパーハッピー~ノリノリ~」という言い回しは私も覚えています!
Bomb A Head!のヒットが大きすぎて、他がかすんでしまうのもわかるのですが、一発屋と片づけてしまうのは納得いかない気がします。
実際、m.c.A・Tの活躍は曲作りだけにとどまらないのです。
m.c.A・Tプロデュースと言えば…!
m.c.A・Tはプロデューサーとして「DA PUMP」(ダパンプ)をヒットさせます。
DA PUMPの1997年にデビューし、1998年にはNHK紅白歌合戦に初出場を叶えるなど、ヒットシーンを覚えている方も多いでしょう。
その後もDA PUMPは2002年までNHK紅白歌合戦に5年連続出場を果たします。
実はDA PUMPの曲は、中期まではすべてと言ってよいほど、m.c.A・Tと富樫明生が創っています。
m.c.A・T自身よりもDA PUMPのプロデューサーとしてのほうが成功していたんですね。
ダパンプは売れに売れまくりましたが、曲を創ったm.c.A・Tさんに多くの印税が…!
一体印税はいくらだったのか?次ページで!