羽生結弦選手と言えば、フィギュアスケート選手として破竹の勢いで実績を重ねている、今一番注目されている選手ですね。
そのコーチの一人として、振付を担当しているのが、シェイリーン・ボーンさんです。
選手としても素晴らしい実績を上げ、現在はフィギュアスケートのコーチや振付師として活躍しています。
シェイリーン・ボーンさんにスポットライトを当てます!
シェイリーン・ボーンの経歴
シェイリーン・ボーンさんは1976年生まれの40歳、カナダ・オンタリオ州出身です。
現在はカナダ・トロントと、アメリカ・サウスキャロライナをベースに活動しています。
7歳からスケートを始め、ケガを何度もしながらも、男女ペアで滑るペアスケーティングに果敢に挑戦してきました。
やがて彼女は「アイスダンス」の世界に足を踏み入れます。
まるで氷の上でダンスを踊るかのようなこの競技は、冬季オリンピックでも人気種目の一つとなっています。
多くの日本人選手も上位入賞する四大陸フィギュアスケート選手権でも3度優勝し、世界フィギュアスケート選手権でも2003年に優勝するなど、世界のトップ選手として活躍しました。
その2003年の優勝後に現役を引退し、コーチとして第二のスケート人生を滑り始めました。
羽生結弦の振付師として
羽生結弦選手が和のテイストを取り入れた演技で話題をさらった「SEIMEI」というプログラム、シェイリーン・ボーンさんによる振付なのです。
陰陽師・安倍晴明を模した衣装に身を包んだ羽生選手と、和楽器の独特な音色がアイスリンクを満たし、見事世界最高得点を記録しました。
出典:YouTube
この服、カッコイイですよね!
そして演技が終わった後の表情がこれまた最高にイイですね!
どうだ、やったぞ!と言わんばかりのこの笑顔は、そう見られるものではないと思いました。
また一気に雰囲気が異なる「オペラ座の怪人」の振付を手掛けたのも彼女。
選手の魅力を最大限に引き出し、観客を魅了する振付師は、シェイリーン・ボーンさんをおいて他にありません。
世界のトップスケーターの影に、シェイリーン・ボーンさんはいるのです。
出典:公式サイト
シェイリーン・ボーンの実績は?次ページへ!
シェイリーン・ボーンの実績とは
日本でも有名なフィギュアスケート選手はたくさんいますが、その多くの選手の振付をシェイリーン・ボーンさんは手掛けてきました。
まず高橋大輔選手の「道化師」です。
出典:YouTube
世界選手権優勝や、バンクーバーオリンピック銅メダルなど、世界トップレベルの選手としてしのぎを削っていました。
今では現役引退してしまいましたが、多くの人々の心にその演技が刻み込まれたはずです。
そして鈴木明子選手の「ウェストサイドストーリー」という作品を手掛けたのも彼女。
最後に、なんと金メダリスト・荒川静香選手のアイスショーの振付も手掛けています。
まさに日本人スケーターはシェイリーン・ボーンさん無しには語れませんね…!
出典:公式サイト
まとめ
- 1976年生まれの40歳、カナダ・オンタリオ州出身
- 四大陸選手権で3度優勝、世界選手権も1度優勝
- 2003年の世界選手権の優勝後に現役引退
- カナダ・トロントとアメリカ・サウスキャロライナを中心に活動
- 羽生結弦、高橋大輔、鈴木明子選手らの振付を担当
- 多くの日本人トップスケーターの振付を手掛け、名だたる競技で実績を上げる
今ではトップコーチ、プロスケーターとして世界中を飛び回るシェイリーン・ボーンさん。
これからも日本選手の支えになってくれそうですね!
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