かつて放送された「ネプ&イモトの世界番付」内のコーナー「NIPPON優しさ旅」に出演したアイリス(Iris)さん。
北海道から沖縄までヒッチハイクで移動し、人々のやさしさに触れながら日本を巡る様子が人気でしたが、彼女の母国はマレーシアです。
この国が日本人の移住で大人気の様子なのですが、一体どういうことなのか、さらっとですが解説します。
アイリス(Iris)とは
アイリス(Iris)
(Iris Woo / 胡桐語)
出身:マレーシア・クアラルンプール
生年月日:1993年1月12日(22歳)
言語:北京語(マンダリン)、広東語、福建語、マレー語、英語、日本語
アイリスさんは、東南アジアのの常夏の国・マレーシア出身です。
既にマレーシアにおいて芸能活動をし、一定の人気を得ていた彼女は、日本の芸能事務所にスカウトされ、2015年に日本へ移住し日本での芸能活動を開始します。
「NIPPON優しさ旅」では明るく笑顔はじける旅の様子を見せてくれました。
今では日本語で歌う「小さな声」という曲をリリースしたり、雪肌粋というKOSEの化粧品CMに出演しています。
雪肌粋はインバウンド観光客に大人気の化粧品なので、マレーシア人の彼女を起用したんでしょうね。
しかし何か国語話せるのでしょうか!?
驚き!かと思いますが、実はこれくらい話せるマレーシア人は珍しくありません。
平均でも2か国語は話せます。
どういうことなのでしょうか??
アイリスの出身国・マレーシアとは
マレーシアは日本から飛行機で6~7時間、タイとシンガポールに挟まれた、一年中暑い国です。
この国には主に3つの人種が住んでおり、6割がマレー系、2~3割が中華系、残りがインド系です。
それぞれ話す言語は異なりますが、一応公用語はマレー語です。
ですが学校は民族ごとに分かれており、中華系の人は中華系学校へ進み中国語中心の生活になります。
公用語はマレー語なので、全人種マレー語は習うほか、共通言語として英語も学びます。
そのおかげで、英語圏以外の国における英語力は、アジアの国で2番目に高いです(1番は公用語が英語のシンガポールです)。
アイリスさんも中華系ですので、母国語としては家族の話す中国語(北京語、福建語、広東語)ですが、学校ではマレー語や英語も習うため、1人で何か国語も話せるのでしょう。
このように育ってきているため、言語スキルが高いのではないでしょうか。
いまや日本語もスラスラと使いこなしています…!
出典:RTS
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