テレビ東京系の人気番組「出没!アド街ック天国」で高幡不動(たかはたふどう)が紹介されます。
実は私、この近くに住んでいるので、番組で紹介されるのは結構嬉しいです。
しかも番組ゲストがヒロミさんとアンジャッシュ児嶋さん!
2人とも八王子市出身ですので、いろいろ言うんだろうな~と容易に想像できます(笑)
私もあまり知らなかった高幡不動の魅力に迫ります!
高幡不動とは
高幡不動とは、東京都日野市高幡あたりの街のことです。
京王電鉄京王線の特急停車駅でもあり、高幡不動行きの列車もあるので、東京近辺にお住まいの方なら知っているかも。
また多摩モノレールの駅もあり、立川や多摩センターへも直接行くことが出来ます。
付近には中央大学、明星大学、帝京大学など大学が多くあり、日頃から学生さんがこの街でアルバイトをしたり、住んでいたりします。
多摩動物公園がすぐ近くにあるため、休日は多くの家族連れでにぎわっています。
ホースセラピーもある”馬カフェ”「マリヤの風」
高幡不動尊前にいきなりお馬さんが!
というのはこちら、地元日野市にある”馬カフェ”「マリヤの風」のマリヤちゃんです!
カフェから離れて日野市のいろんなところへ登場するかも!?
猫カフェ、ふくろうカフェと今では色々な動物カフェがありますが、馬カフェはさすがにここしかないでしょう!
「マリヤの風」では予約制でランチとディナーがアットホームな雰囲気で楽しめます。
主役はもちろん…馬のマリヤちゃん!
ここ「マリヤの風」では、乗馬体験もやっています。
すぐ裏手が浅川という広い川になっており、開放的な河川敷で乗馬が楽しめるのです。
また近隣の老人ホームや障害者施設へも訪問し、馬と触れ合うことで癒しを感じられる「ホースセラピー」も実施しています。
犬や猫といったペットなど動物との触れ合いが、人間の心を回復させる「アニマルセラピー」の一つですね。
こんなに色々楽しめるところがうちの近所にあるなんて、初めて知りました!
ちなみにマリヤちゃんは2009年、長野県生まれの女の子です!
「マリヤの風」は日野市石田の浅川のほとりにあります。
あの新選組・土方歳三の実家のすぐ近くですね!
『マリヤの風』
東京都日野市石田305-17
馬カフェ開店時間:11:00〜14:00(ランチ)17:00〜20:00(ディナー)
※予約制なので前日昼12時までに予約が必要
定休日:不定休(イベント開催時は休み)
そして高幡不動にあるもう一つの名物カフェ…!次ページで!
「珈琲はうす あんず村」の”どんすぱ”とは?
高幡不動駅から出てすぐの線路際にある喫茶店が、かわいい猫の絵の看板が目印の「珈琲はうす あんず村」です。
こちらの名物メニューが”どんすぱ”。
いったい何のことでしょうか?
どんすぱ=丼スパ。つまりどんぶりに入ったスパゲッティのことなのです。
しかもかなり大きい!
このあんず村は純喫茶のような落ち着いた雰囲気を持ちつつも、食べ応えのある名物メニューがありました!
出典:日野うまいもん大図鑑
気になるのが、このカワイイ猫のイラスト…実はすべて鈴木康二シェフの手書きなのです!
とっても上手で、しかもかわいいですね!
木版画風の猫のイラストも味わい深い…。
よく見ると、店内の色々なところに猫ちゃんが…
つまり、猫好きにもオススメなお店なんです!
結構夜遅くまでやっているし、駅前なので、是非行ってみてくださいね!
『珈琲はうす あんず村』
東京都日野市高幡3-23 ワイズビル2F
開店時間:10:00〜22:00
定休日:第一週月曜と毎週火曜
新選組や金剛寺(高幡不動尊)も忘れてはいけない!
高幡不動(高幡不動尊)とは愛称で、お寺の名前は金剛寺(こんごうじ)といいます。
空海(弘法大師)を始祖とした真言宗智山派の寺で、関東三大不動の一つに数えられています。
初詣参拝客全国トップ3に必ず入る成田山新勝寺、川崎大師(平間寺)や、近年レジャーで人気の高尾山の頂に建つ高尾山薬王院も同じ真言宗智山派の寺です。
もちろんここ高幡不動尊も年始には多くの初もうで客でにぎわいます。
まだ行かれていない方は、高幡不動尊に行かれてはいかがでしょうか?
多摩地区なので平日は特に空いており、とても落ち着いていてのんびり参拝できます(笑)
門前には新選組づくしのおまんじゅう屋さんが…
そしてもう一つ、高幡不動は地元では知らない人はいない”新選組”のふるさとです。
新選組は江戸時代末期、あの坂本龍馬や西郷隆盛とともに同時代を駆け抜けた歴史上で重要な集団でした。
新選組最後の剣客として函館五稜郭まで奮闘を続けた土方歳三や、菊一文字を持つ剣豪として有名な沖田総司はここ高幡不動で育ちました。
正確には、先ほど紹介した馬カフェ「マリヤの風」がある日野市石田が地元です。
今でも付近には「土方さん」という苗字の方がたくさん住んでいらっしゃいます。
局長の近藤勇はここよりもう少し東の調布市出身で、ここ日野市の道場(天然理心流)に出張稽古に来ていました。
今でも高幡不動尊には土方歳三の銅像が境内に立っており、歴史ファンの訪問が絶えません。
また毎年ゴールデンウィークには「ひの新選組まつり」が開かれ、背中に「誠」の文字を翻らせた隊士服をまとった人々がパレードを行います。
しかも、ただのパレードではありません!
なぜか浪人たちや新政府軍との斬り合いになります(汗)
迫力満点なので、ぜひご覧あれ!
高幡不動は子育てファミリーにも優しい街!その理由は…次ページで!
動物園など子ども向けレジャー施設がたくさん!
まず目玉なのは、都立多摩動物公園です。
高幡不動駅から京王動物園線で1駅先の終点『多摩動物公園駅』前にあり、多摩モノレールでも2駅で行けます。
京王動物園線の車両は特別な動物園仕様!
動物園に着く前から子どもたちはワクワクです!
多摩動物公園は1958年に上野動物園の分園として開園し、もうすぐ開園60周年になります。
1964年には世界初、バスに乗って間近で動物が観れるサファリバス形式の「ライオンバス」が出来ました(現在は建物建て替えのため休止中)。
広々とした敷地内でアフリカゾウやキリンといった大型動物の展示も数多く行っており、晴れた日にはぜひオススメのおでかけスポットです!
カップルのデートにもオススメの場所ですが、平日の昼間は保育園から小学校まで子どもたちの遠足スポットとなります。
大型バスでガンガンやってきて、春や秋には入り口が子どもたちで埋め尽くされることもしばしば!
十分ご注意ください(笑)
『都立多摩動物公園』
東京都日野市程久保7-1-1 京王動物園線『多摩動物公園駅』徒歩1分
開園時間:9:30〜17:00
定休日:水曜日、年末年始
料金:大人600円、中学生200円、65歳以上300円
(小学生以下、都内在住・在学の中学生は無料!)
※みどりの日(5/4)、開園記念日(5/5)、都民の日(10/1)は入園料無料です!
そしてもう一つ、雨の日でも家族で遊べるスポットがあります。
多摩動物公園駅に隣接し、京王電鉄が運営する『京王れーるらんど』です!
ここにはかつて京王線や京王井の頭線で活躍していた古い車両を静態保存しています。
またかわいいミニ京王バスも展示中!
鉄ちゃんなパパ&子どもも楽しめること請け合いです。
室内にはボールプールやアスレチックといった運動スペースや、プラレールで遊べるスペースも!(プラレールは混み合うので整理券方式)
雨が降った時はここで遊べば子どもたちもぐずりませんよ!
私も何回も連れていき助けられました(汗)
『京王れーるらんど』
東京都日野市程久保3-36-39 京王動物園線『多摩動物公園駅』徒歩0分
開園時間:9:30〜17:30(最終入館17:00)
定休日:水曜日、年末年始
料金:250円(3歳以上)
しかも2018年春には、さらに新たな施設が出来る予定です!
本施設は、木のおもちゃなどに触れ合うことで木材や環境への理解を深める「木育」、体を使って楽しむ「体育」、自分で考えて様々なものを作り出し学ぶ「知育」の3つの要素が同時に楽しめる、国内では大型の施設です。また、2階には、大型のネット遊具や屋内の常設としては珍しいミニ機関車のほか、お子様の遊ぶ姿を眺めながらゆっくりくつろげるテラス席を併設したレストランも設置するなど、親子でお楽しみいただけます。そのほか、地域に根差した取り組みとして、内装材の一部には多摩産の木材を使用します。
さらに楽しいスポットが増えて、付近一帯が子どもたちにとってはパラダイスのような場所になりそうです!
まとめ
- 高幡不動とは、東京都日野市高幡の京王電鉄京王線『高幡不動駅』周辺の街
- 高幡不動尊、新選組のふるさととして知られている
- 馬カフェやホースセラピー、乗馬体験の『マリヤの風』
- “どんすぱ”が名物、猫がポイントの『珈琲はうす あんず村』
- 毎年ゴールデンウィークに行われる『ひの新選組まつり』
- 広い園内に数多くの動物が住んでいる遠足の定番スポット『多摩動物公園』
- 雨の日でも子ども大満足!パパ鉄・ママ鉄も納得の『京王れーるらんど』
こう見ると、高幡不動も楽しい街ですね!
近くに住んでいながら、あまり感じることはありませんでしたが…実は家賃相場も安いので、住むにも助かるところです(笑)
みなさん、是非訪れてみてくださいね!
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